楽曲「Star Impression」のここが好き

アイドルマスターミリオンライブ、アニメ化おめでとう

はじめましてこんにちは。にしなです。

 

前回のダイヤモンド・クラリティに続き、今回もアイドルマスターミリオンライブ楽曲について取り上げていきます。

 

前回の記事はこちら↓

music-kokosuki.hatenablog.com

 

ところで。ついにミリオンライブがアニメ化され、放映が始まりました。

しかもまさかの日曜朝10時放映。

 

いいぞもっとやれ。その調子で女児を取り込め。

 

類似でいえば私アイカツも好きなんですよね。あちらのコンテンツも楽曲が素晴らしいんです。なのでこのようなムーブは大歓迎です。名曲をたくさん女児に聴かせて育てよう。うん。育てた結果何が起こるかはわかりませんが。

アイカツの話をする機会は果たして来るのだろうか…。現在そのつもりはありませんが、筆が乗れば書きたいと思います。

……と言いながら少しだけ脇道に逸れると、結局カレンダーガールが最強なのかなと思いますね。アニソンランキングみたいなやつで1位になっていた気がしますし。やはり田中秀和さんは天才で変態ですね。ネジが飛んでいないとあのような名曲は作れないんでしょうか。

他に尖っているところでいえばパッと思いつくのはDreaming Birdですかね。まさかのBメロ7拍子。女児をリズムに乗せる気がなくて笑いました。

 

失礼。ミリオンライブのアニメ、略してミリアニの話に戻りますが、3Dモデルがグリグリ動きます。良いです。コテコテ3Dじゃなくタッチが柔らかいので、2D派です!っていう人にもそんなに拒否反応は起こらないんじゃないでしょうか。とはいえモデルはゲームの方が私は好きです。こっちの方が完成されてると思っています。

 

アニメの話をしていますが、残念ながら全話追いかけられているわけではありません…。ニチアサじゃなくネットで見てますし。

すみません。

 

さて、今回はそのミリアニで発表された楽曲になります。

アニメのお話ではアイドルたちが8チームにわかれてデビューしていくお話(らしいの)ですが、その1チーム目のデビュー曲です。

8チームの先駆けとなる大事な大事な最初の1曲。どんな曲なんでしょうね?期待が高まりますね。

 

Star Impression

 

楽曲名は「Star Impression」です。

公式はゲームver.しかないので、そのYouTube動画を埋め込みますね。

 

youtu.be

 

系統はかっこいい系です。(カテゴライズ雑でしょうか?笑)

ここでいうstarはアイドルたちのことでしょう。デビューしたてのアイドルの強い決意(impression。意訳しすぎでしょうか)が歌詞にも表れています。

 

 

ここで大事なお話が。私の最推しである北沢志保ちゃんが歌っていますので是非とも目に焼き付けてください。動画のサムネイルでいえば右側の子、踊っている場所でいえば真ん中右側の子です。クールで可愛いしっかり者の14歳です。

 

……14歳?そうなんです。私も絶対もっと行ってると思います。設定おかしい。こんな貫禄出せませんよ普通。私の方が精神年齢幼い自信あります。

 

……え?つり目が怖い?そうですよね、私も陰キャなのでわかります。

でも大丈夫、ちゃんとキャラを知っていけば好きになります。言うなれば猫ちゃんなんです、猫ちゃん。猫だって威嚇しますし爪も立てますが、それでも可愛いんです。そういうことです。

この子、言うこともトゲトゲしてて怖い印象もりもりなんですが、デレがほとんど見えないツンデレみたいなものです。

ほとんど見えないんですけどだからこそ見えたときが最高なんです。わかってほしい。ほんとに。

ぜひゲームをプレイしてください。アニメ観るのでもいいですよもちろん。とっても優しい子なんです。

ちなみに声を当ててくださっているのは雨宮天さんです。大好き。

若干低めの声がとてもいいんですよ。かっこいいけど可愛さもある、しかも優しさも感じられる。そんなぴったりの声です。ありがとうございます。

あと天ちゃんが志保のこと「志保さん」って呼ぶのリスペクトあってほんと好き。志保もねぇストイックなんですよ。天ちゃんもストイックなところがあるのでシンパシー感じるんでしょうね。

 

 

長くなってしまいました。楽曲の方に移りましょう。

シンパシーっていう歌詞出てきますからね。よく聴いてくださいね。

 

イントロ

いきなりBPMが変化し、バラードかと思いきや加速します。加速前は「始まるよ~、聴いてね~」と言わんばかりのピアノの聴かせ具合ですが、そこからの疾走感。好き。ベースが入ると同時の後ろのレーザービーム照射。好き。

開幕サビスタートですが、ここで必殺技である王道進行を使ってきます。ここでは派生形になっていますね。王道進行は前回の記事で「ベースが4→5→3→6を入力すると発動する」と書きましたが、これは基本形であり、ときどき変形します。それが今回の「4→5→5#→6」です。

ちなみに前回の記事はこちら↓

music-kokosuki.hatenablog.com

 

ここで雑談。音楽には調というものがあります。

ピアノの鍵盤はドから次のドまで、オクターブを同じとすると12種類の音があります。ド、レ、ミ、……、シといった白鍵7個と、それらの間にある黒鍵5個です。このうち、特定のルール(調)に基づいて選別される7種類(前記事でいうベースの1から7)を多く使うことで楽曲は安定を保つことができるのですが、いつもいつも安定ばかりでは少し物足りなくなってくるのです。そこで、残り5種類をときどき挟んであげると、聴いている側からすると「おっ、ちょっと意外性あるじゃん」となって楽しむことができるんです。

今回の「5#」がそれに当たります。5#は5と6の間にある音です。5→5#→6と音が並んでいると、じわじわと音程が上がっていくので滑らかな感じが聴き心地よく感じられます。しかも7種類に含まれない音なので意外性もある。この組み合わせを王道進行にぶち込む、端的に言ってずるです。チート。気持ちよくないわけがない。皆さんも少しぞわっとしつつも、なんだか癖になるような音なのではないでしょうか。

3のままの方がいい場面、5#にした方がいい場面、それぞれあります。気づいたら違いを楽しむといいと思います。私はこの違いだけでご飯食べられます。

 

ひーーーーーーかりーーーーーーーのあとのレーザービーム好き。Decidedで観たことある。

あ、Decidedっていうミリオン楽曲があってこれもかっこいいんですよ。いつか紹介しますね。ちなみにDecidedも今回のStar Impressionも作曲者は山口朗彦さんです。ちなみにご存じの方に向けてですがBlue SymphonyもPersona Voiceもです。感謝しかありません。full聴くとわかるんですがPersona Voiceのサビ終わりとStar Impressionのサビ終わり、半音下がりの転調があまりにも同じすぎて特定できました。

 

さて、サビ直後に転調します。簡単に言えば曲のルール変更、一種の異世界転生です。たぶん。たくさん使う7音を入れ変えるということであり、曲の雰囲気も変わります。

今回はEからE♭、1個下の世界線に移動していますね。BメロでE♭から1個上のEに戻ります。上とか下とか意味わかりませんね。すみません。世界が並んでいて、隣に移動した、くらいで大丈夫です。いつかこれも記事になるかもしれませんね。

 

長調短調の区別がつくほどの耳がないのでC#mとCmだったらごめんなさい、というかすごくマイナースケールな気がする…。でもAメロはメジャースケールだと思う…。助けて有識者様)

 

参考までに、曲の世界線は音の種類と同じ12種類なんですが、世界の見方というか、7音の選び方が違うと世界の見え方が変わってくるのでそれも転調と呼んでいます。なんなら7音も使わないときもあったりしますし。日本から見るだけでは世界の全ては見えないんです。世界は広いですね。

(ここではスケールの話をしていますが認識合ってますよね?有識者様)

 

いやぁ~それにしても間奏もかっこよくてロボットアニメ感満載ですね。絶対この子たちパイロットですね。コーラスがもうそんな感じです。歌詞も強そうですしね。解き放つとか貫くとか。キメも多くて大好きです。

 

Aメロ

志保の歌声が優しすぎて昇天します。志保、もう既に寄り添う歌になってるよ。

 

あとドラムのドンドツパーンみたいなやつ好き。

 

あの日~のところ、ありそうであまり聴かない展開な気がします。また5#出てきてますね。ていうかバイオリンが入ってきた途端にロボットアニメ感出ますね。バイオリンのせいでしたか。(説明能力がないので端折りますすみません。)

 

「フレーズ」の「ズ」の発音がとても好きです。キャラの名前は杏奈ちゃんです(CV夏川椎菜さん)。

 

first impactですって。アイドルとして輝き始めたことを意味しているんだと思いますが、私はTeam1stとしての最初の衝撃を食らわせてやるという意味もあると捉えています。

 

Bメロ

転調しました。静かなAメロと比較すると騒がしくなってきましたね。きたきた!って感じでテンション上がってきますね。

「星のない夜だって」のスポットライト好き。

後ろで転がるピアノ好き。

starとして強く光り始めましたね。

 

サビ

ッパーン!のライティング、これを待ってたんですよ。これこれ。花火まで飛んでます。

ちなみにアニメバージョンだとライティングがちょっと違います。観られる人は注意して観てみてくださいね。

 

鼓動の振付いいですよね。星のように瞬いて。こっちもドキドキします。

 

1回目のサビは4→5→3→6で、2回目のサビがイントロと同じ4→5→5#→6になっていますね。2回目の方が高揚感ありますよね。1回目があるから2回目で高ぶることができるんですよ。「うわ違う!」って。

同じメロディーなのにコードが違う、って、絶対作曲者の意図があるはずなんですよ。意図がなければ変える必要ないですからね。

ちらほらこういうことしてくる楽曲があるので、聴き耳立ててみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

以上になります。前回ほどは書いてませんが、良さが伝わっていれば幸いです。志保可愛いよ。

まだまだ知識が未熟なので、コメントいただけたら修正します。後から書き直したくなったらいくらでも書き直すつもりですので、何回か覗いていただくと内容が増えているかもしれません。

 

次回はTeam2ndで「海風とカスタネット」の予定です。

 

それではまた。